B2Bの中小企業にも役立つマーケティング・リサーチ

マーケティング・リサーチというと、どの様なイメージを持たれるだろうか。数字と数式をこねくり回す、ややこしい専門分野と思っておられるのではなかろうか。実はそうではないのだ。マーケティング・リサーチは、顧客や商品、市場に関わりを持つすべての人に必須の経営知識なのである。

例えばあなたが(B2Cではなく)B2Bの会社に務めているとしよう。マーケティング・リサーチなど、考えもしなかったのではないか。「我々は言われるままに作っていればいいんだ」ということかもしれない。こんなあなたに一度立ち止まって、顧客のこと、商品のことに思いを巡らしていただきたいのだ。そこには今まで顧みられなかった、本来得られるべき利益が埋もれているのだ。

スキルアカデミーでは、マーケティング・リサーチの専門会社(株)シード・プランニングにお願いし、『誰でも使えるマーケティング・リサーチ』を書いていただくことになった。「イノベーション編」と「アナリシス編」で、前者は定性的なマーケティング・リサーチ、後者は定量的なマーケティング・リサーチと考えていただくと分かりやすい。

今日、公開されるのは「イノベーション編」の第1部と第2部。今後月一回のペースで1部ずつ公開され、全6部、今年の6月で全編が公開される。市場に、そして顧客に思いを巡らすことで、イノベーションを興せるというのだから、一読の価値ありだ。(「アナリシス編」は2週間後に公開が始まる。)

三留修平氏講演する三留修平氏

出典:http://designtools.blog11.fc2.com/blog-entry-1.html

著者は三留修平氏。長らくマーケティング・リサーチの専門会社(株)イードの代表取締役社長を務められた。後進に道を譲られたのち、(株)シード・プランニングというやはりマーケティング・リサーチの専門会社で、エグゼクティブ・コンサルタントという肩書を持ち、かなり自由な、そして活発な活動をされている。

三留氏には「誰でも使えるものを書いていただきたい」とお願いした。相当無理な注文なのだが、三留氏には見事に応えていただいた。エスノグラフィー、ペルソナ/シナリオ法、評価グリッド法、聞いたこともないかもしれないが、実に分かりやすく、そして直ぐに実践できるように書いていただいている。

あなたが顧客や商品、市場に少しでも関わっておられるなら、そして今までマーケティング・リサーチのことなど考えたこともなかったなら、必読の講座だ。

以上

佐久間 陽一郎
東京大学卒業、米ウェストバージニア州立大学大学院卒業、元アーサー・D・リトル・インターナショナル副社長兼マーケティング・ディレクター、佐久間コンサルティングオフィス代表(現職)、スタンレー電気社外監査役(現職)、元東北大学大学院客員教授、元日本工業大学専門職大学院技術経営研究科研究科長兼教授。
二つ大学院で計10年間(2004~2014)、社会人学生を相手に、スキル教育を実施し、絶賛を得るとともに、スキル教育体系を作り上げる。

佐久間陽一郎